社労士試験を合格するための勉強時間
今回は社労士試験に合格するための勉強時間について書いていきます。
皆さんもそうだと思いますが、私は、資格試験勉強を始める前に必ずどのくらい勉強
すれば合格できるのかということを調べます。
合格までに要する勉強時間の目安を知ることにより、今後の勉強スケジュールを立てる
ことができます。
勉強スケジュールはかなり重要で、スケジュールの立て方を間違えると本試験直前に
時間が足りないと焦る破目になります。
なお、スケジュールの立て方は別記事で紹介しますのでそちらもご覧ください。
それでは、私の試験経験を踏まえて、どのくらいの勉強時間で社労士試験に合格できる
のかご紹介します。
目次
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社労士試験合格に必要な勉強時間は800時間
社労士試験は科目数が多いため多量の勉強時間を要します。
皆さんが気になるのは多量の時間というのはいったい何時間なのか?
という点でしょう。
資格の予備校やブログの内容を見ると1000時間程度という記載を多く見かけます
が、独学で勉強することが出来れば、800時間程度で合格することができる
と考えております。
おそらく、1000時間という勉強時間の中には講義の時間が含まれていると思われま
す。
確かに、講義を受けた方が独学で勉強するよりも理解が早くなることは確かです。
しかし、独学でもテキストを読むことで理解できる人は、講義と同じ時間に倍くらいの
内容を理解することが可能です。
講義で勉強している場合も、通信で講義の速度を調整できるのであれば話は別ですが、
一般的には講義を受けるよりも、独学で勉強した方が効率よく勉強をすることができま
す。
効率が良いからと言って独学の方が予備校よりも良いかと言ったら話は別ですが、
単純に勉強時間だけ考えるのであれば、独学の方が間違いなく短縮できると思います。
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私は820時間で合格できた
私は、社労士試験を独学でチャレンジしましたが、820時間で合格することが
出来ました。
その合格はギリギリではなく8割程度の点数を本試験で採れており、まぐれで合格した
わけではございません。
そのため、800時間の勉強でも十分に合格できるだけの実力を身に着けることが可能
であるということを証明しております。
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合格までの勉強時間は人それぞれ異なる
身もふたもない話になりますが、合格までの勉強時間は人それぞれ異なります。
これは事実であり、合格者に勉強時間を聞くと、驚くほど皆さん異なっています。
合格を確実なものにするためには、最短で、800時間の勉強時間は必要でしょう。
しかし、社労士試験は「社労士試験の合格率」の記事でも記載しましたが、運の要素も
必要な試験です。
そのため、運が悪くその年が不合格になった場合は、トータルで倍以上の勉強時間が必
要になる場合があります。
また、社労士試験は科目数がかなり多く、暗記作業が中心であるため、直前期の期間
(本試験3か月前)に、いかに勉強時間を多く確保することができるのかがとても重要
です。
そのため、直前期の期間に勉強時間を多く確保することができない人も、800時間で
の合格は難しいです。
ちなみに、この直前期には最低でも1日当たり4時間の勉強時間を確保したいところで
す。
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最後に
いかがでしょうか?私の経験上、800時間の勉強を行えば十分合格することが可能な
試験です。
ただし、運の要素もかかわる試験であるため、合格までの勉強時間は人それぞれ異なっ
てしまうのが実態です。
しかし、皆さん安心して頂きたいことがあります。
合格までの勉強時間は人それぞれ異なりますが、社労士試験は一生懸命諦めずに勉強す
れば必ず合格することができる試験です。
社労士試験の試験問題は一生懸命勉強すれば正答できる内容がほとんどです。
諦めずに勉強を続ければ、社労士試験合格も夢ではありません!