社労士試験の合格率は?
こんばんは。DJです。
本日は、これから社労士試験に挑戦しようと考えている方向けに、社労士試験の
合格率は何%なのかについて書いていきたいと思います。
目次
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過去10年間の合格率
社労士試験は難関国家資格であるため、そう簡単に合格することができません。
どれだけ難しいのかは、合格率を見ることにより知ることができます。
社労士試験の過去10年間の合格率は以下の通りです。
出展:厚生労働省
この表からわかる通り、合格率は例年6%前後です。
この合格率から、難関国家資格である所以が分かります。
直近の令和元年度は、38,428人が受験して2,525人しか合格していません。
一番合格率が低い平成27年度に至っては、40,712人が受験し1,051人しか
合格ができていません。合格率2.5%です・・・
確かに、合格率だけ見ると、本当に合格できるかどうか不安になりますよね。
皆さん、心配しないでください!
社労士試験の合格率はあまり気にしなくていいのです。
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社労士試験の本当の合格率
社労士試験の実際の合格率は6%前後ですが、この分母の中には合格レベルにない
受験生の数も含まれています。そのため、合格レベルにない受験生を除いた分母を
合格者数で除することにより本当の合格率を知ることができます。
他の難関国家資格についても共通ですが、受験者数のおおよそ2割程度が合格する
ための実力がある受験生です。
例えば、令和元年度についてみると、合格レベルにある受験生は7,686人程度
であるため、本当の合格率は33%程度です。
社労士試験に合格した方なら理解していただけると思いますが、社労士試験の合格
レベルに達するまでの実力は並大抵の努力では身につけることができません。
ちょっと異常と思われるくらいに勉強に打ち込まないと合格レベルに達しないと
私は考えております。
私は、4か月で社労士試験に合格しましたが、かなり異常なほど勉強にのめりこんで
いました。
合格レベルの実力を身につけても、その中で合格できるのは1/3の人だけです。
その1/3に入るためには、「他の人よりも多くの勉強をこなす」、「運」
この2点です。
「他の人よりも多くの勉強をこなす」は、皆さんも納得できる理由だと思いますが、
「運」については、疑問に思った方がいらっしゃるのではないかと想像します。
しかし、選択式の問題についてはこの「運」が物をいう場合があります。
本試験の選択式の問題では、今まで見たこともない問題が必ず出題されます。
その問題が合否を分ける場合も少なくありません。
つまり、「運」がなければ合格できない場合があるということです。
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合格率は気にしなくて大丈夫
社労士試験の実際の合格率や本当の合格率をご覧いただきましたが、
私がこの記事で一番言いたいことは、合格率を気にする必要はない
ということです。
この記事を見て、「社労士試験の合格率が6%しかないなら、どうせ合格しないから
勉強するのをやめよう」そう考えた方はいらっしゃいませんか?
確かに、この合格率だけ見ると、本当に合格できるかどうか不安になりますが、
社労士試験は税理士試験と異なり、合格基準の考え方が客観的にされており、
足切りがなく、7割以上の点数を採ることが出来れば、確実に合格することができま
す。
つまり、合格率を気にする必要はありません。
自分自身が7割以上の点数を取れる実力さえ身につければいいのです。
(あと、運も一応、必要です。)
この記事を見た皆さんには、合格率ではなく、どのような勉強をすれば社労士試験に
合格できるのかということを気にしてください。
社労士試験の勉強法等も順次、掲載していきますので、是非、ご覧ください。